「裏・月夜乱舞」

月夜・小(夜明け前)&月夜・小(仮面ライダー294)&月夜・黒

 

 

「ふふ……数奇な巡り合わせもあったものだ」

 

 

「そうだな……」

 

 

「この面子で力を合わせるなんて思いもしなかったしな」 

 

「何、案ずる事は無い……このような素敵な夜に、我らに楯突いたのは愚か極まったな」

 

月夜(黒):全身を妖力が纏い、その存在感が肥大する。

 

 

Complete!

WILD

 

「――悪いが、手加減する気は毛頭無いぞ?」

仮面ライダー294:294フォンを用いて仮面ライダー294・ワイルドモードへの変身を完了する。

 

 

「最近、随分と使ってないから……鈍ってなきゃ、いいがな」 

月夜(小):「水鏡」召喚――腰に構え「真理化」。

 

 

 

 

「では――いくぞ」

 

 

三人の姿、紅の輝きを尾に残し、消失する。

 

 

 

 

「――遅いな」 

月夜(小):先陣を切って水鏡を抜刀――

居合いの要領で交錯し、背中へと袈裟懸けにさらに一閃。

 

 

 

Exceed charge!」

 

 

「動きも甘い……見えてるんだよ」

仮面ライダー294:ガイア・ハルバードを投擲。

標的の胴体を貫通した槍の柄を掴み、掻き回すようにして抉る――

 

 

 

「ほら……その隙が命取りだ」

仮面ライダー294:「エントリュストゥング」発動。

槍を突き刺されたまま、全身を貫く衝撃に肉体が破壊される標的――

 

 

「その瞳に湛えておるのは後悔か? ……今更ではないか……ふふ」

 

月夜(黒):ぞわりと、紅の双眸が怪しく輝く。

瞬間、肉体の妖力を掌握され、動けなくなる標的――

 

 

 

 

 

 

「輝くばかりが月ではない……『妖』も、それは然り」

 

 

「迂闊に覗き込めば……こういうことなんだよ」

 

 

「骨も残ると、思うな……?」 

 

 

 

 

 

 

 

『裏・月夜乱舞』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

黒き夜に、肉と血と影が躍る。

 

やがて標的が引き裂かれて消失した時、残っていたのは紅の双眸――輝き、のみ。