「乙女炸裂・みさきっく」

(みさき&月夜(白))

 

 

「うわ、本物の三日月だ。やーい、このかっこつけー」

 

「……左様で」

 

「ぉ、グッジョブ三日月!」

 

「……月夜様。一つだけ伺って宜しいでしょうか?」

 

「ん?」

 

「何故、あの方と月夜様のコンビなのですか?」

 

「そりゃあ……」

 

「……ねえ?」

 

「乙女ですから」

 

 

 

 

「……左様で」

 

 

 

 

みさき、月夜(白)の一転の曇りの無い笑顔に、開始早々妙に疲れを見せる三日月。

そんな彼を置いていくように、二人は立ち位置を決めて――

 

 

 

 

「この技、実は三日月の戦い方を参考にしたりしてるんだよね」

 

月夜(白):妖術を基盤にした、彼女独自の複合術の構成を構築する――

 

 

「そうなのですか?」

 

「うん。三日月は発想が独特だからね。たまに参考にさせてもらってるよ」

 

 

構成が構築され、宙にふわりと浮かぶみさきの身体。

 

 

「準備はいい?」

 

「応♪」

 

 

月夜(白)、まるで弓を引き絞るような形に腕を構えて――相手を見据え――

 

 

 

「行っけええええええええっ!!」

 

 

 

発動した術式――月夜(白)の手により凄まじく加速されたみさき――

 

 

 

「これが――乙女二人分のパワー!」

 

 

 

まるで『矢』のような鋭さで、相手を目指して突き進み――!!

 

 

 

 

 

 

「乙・女・炸・裂!!

みさきぃぃぃぃぃぃぃぃっく!!」

 

 

 

叩き込まれた必殺の一蹴りが、標的を一撃で破壊する――