閑話休題 〜その七〜







ミレイユ  :と――言うことでっ♪ 閑話休題、準備はいい?
一同    :応ッ!!
ミレイユ  :今日のバレンタイン――作者に浮いた話の一つでもある可能性は?
一同    :零ッ!!
作者    :じゃかぁしいんじゃああああああああああああっ!!
ミレイユ  :ん〜……何の問題も無いわね♪ じゃ、早速前回から振り返ってみましょっか♪
作者    :ちくしょー……ちくしょー……
クレセント :……コホン。今回の話は、この前回を受けての続き物となっているな。
ミレイユ  :とうとう判明したわね、作者版ヤン奥さん♪
カイン   :……無意味に美人だがな。
ラディ   :というか、作者の書くキャラで「美形美人」以外って誰もいないような……。
エルナ   :性格もエキセントリックなものばかりね。それを突っ込まれたことは未だに心に痛いらしいわ。
作者    :……ラディ、お前は稀志乃さんがああ描くまでは普通のつもりだったんだけどな……。
ミレイユ  :今は「地味だけど、よくよく見ればそれなりに端整」に格上げよね♪
ラディ   :やっぱ、オレって地味なのか……?
ミレイユ  :確かめてあげるわ♪ じゃ、ラディ。昔飼ってたペットって……何かある?
ラディ   :カメとハムスターと金魚。……あ、あと植木鉢のサボテンを育ててたこともあるかな。
ミレイユ  :地味、決定ね。
ラディ   :そんな……そんなことぐらいで決定なんて、横暴――
ミレイユ  :じゃ、『地味じゃない伊達男』カイン・ハイウインドに聞いてみようかしら?
カイン   :ペットではないが……昔から飛竜の世話をしていたな。小さいころはその背に乗せてもらっていたものだ。
ラディ   :……あああああ〜……やっぱり、オレって地味なのか……地味なのか……。
ミレイユ  :主役かどうかも怪しくなってきたわね♪
ラディ   :ぐっああああああああああああああ!!
エルナ   :姉さん……ちょっと言いすぎじゃない?
ミレイユ  :あら……別にそれが悪いってことじゃないでしょ? 現に私は嫌いじゃないわよ♪
エルナ   :……姉さんの好みって絶対、ヘンよね……。
クレセント :話が逸れている……今話すべきことはラディの存在意義ではなく、作者の美形症候群のことだろう?
作者    :しょ、症候群って……でも、今回の場合はきちんと理由があるぞ?
エルナ   :理由……?
作者    :濃い紫の髪と金の瞳は『神秘性』を表しているパーツだ。
       だというのにこれでもしぶさいくだったとすれば――そこに神秘性は存在するか?
ラディ   :確かに……なまじ現実には滅多に現れない組み合わせな分、もしそのパーツでぶさいくなら、
       神秘的というより怪物に近いかもしれない……。
作者    :それに、たとえ美人であろうと無かろうと――ヤンの奥さんの魅力はその気前のよさと、
       家事よし家計よし器量よしの、夫を立てるのも上手いっていうような感じのところであって……。
       オレ自身、そんなに美人である部分は強調する気はないし――
カイン   :……ちょっと待て。
クレセント :どうした?
カイン   :こいつの言っていることは、根本的な部分での問題があるだろう。
       そもそも何で、ヤンの奥さんに『神秘性』を求める必要性があるんだ?
作者    :ギクッ!!
ラディ   :そういえば……確かに――
エルナ   :……その問題の追及の前に一つ質問、いいかしら?
作者    :な、何だ?(よかった……天の助け、話題を変えてネタバレを防止できるぞ……)
エルナ   :その……シャオさんの……む、胸のサイズは……普通なんでしょう?
       別にわざわざ大きくする必要はないし、いい加減そろそろ――
作者    :いや? ……まあ、確かに大きくする必要は無いと思うが……一応上から88・56・85。
       身長はミレイユとそう変わらない161だし、そこから考えると……かなり大きいほうだと思うが?
エルナ   :……また……なの……?
クレセント :……エルナ?
作者    :まあチャイナドレスっていうのは、貧乳向けの格好って言うらしいけど……。
       貧乳キャラは基本的に、それをネタにしてかなり長いことおちょくって楽しめるからなぁ。
       豊富なネタの山だ。だがそれも、貧乳の数が増えると逆にそれが当たり前になってしまうし……。
       だから長く長く、一人二人でおちょくってネタを引き出すためにこれ以後も早々簡単には――
エルナ   :……この乳好き馬鹿作者ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!
クレセント :いかん――こんな大量のブレンドを!?
ミレイユ  :エルナ! 止めなさいって、っていうかここ室内ってこと忘れて――
カイン   :駄目だ――間に合わん――!!
ラディ   :また、このオチなのか……――


爆発と閃光の乱舞。音声、途切れて――


シャオ   :……ほら、映ってるよあんた。
ヤン    :な!? ……う、うむ。ええと、わ、私は――
シャオ   :情けないねぇ……男ならもっとしゃきっとしな!
がんっ!!
ヤン    :〜…………っ……。お前は……こんなもので頭を殴るなと何度も言っているだろうが。
シャオ   :何言ってるのさ。……読者の皆様はこれを楽しみにしてんだよ?
ヤン    :そ、そうなのか……? それならば……仕方ないか。
       読者の皆様、ここでは初めまして……と名乗るべきなのだろうか。
       私はファブール国大僧正ヤン・ファン・ライデンだ。
シャオ   :で、あたしはシャオ。……この人の女房さ。
       何でこの閑話休題に、レギュラーでもないあたしたちが来たかっていうと――
ヤン    :第一収録スタジオが現在、謎の爆発によって現在、収録不能……出演者も同様らしい。
       そのために収録可能になるまでは私たちが引き継ぐこととなった……短い間だが、よろしく頼む。
シャオ   :……それはいいけどさ。あたしたちは一体、何を話せばいいんだろうねぇ?
ヤン    :短い間とはいえ、それなりに間を持たせねば――ん? 何だ、この手紙は?
シャオ   :誰からだい?
ヤン    :名前のところだけ……文字がかすれて、よく読めないが……セ……ナ・シルバ……ともかく、だ。
       ふむ……内容はどうやら、お前への質問のようだが?
シャオ   :あたしに……? 一体、何を聞こうってのさ?
ヤン    :「紫の髪……ということは、貴女も人間とはちょっと違ったりするんですか?」……ということだが。
シャオ   :あのねぇ……そりゃ紫の髪に、紫の瞳なんじゃないのかい?
ヤン    :……何故そんなことを知ってるんだ? お前……。
シャオ   :閑話休題で細かいことは抜きだよ。……それより、その質問だけど……答えは――


突然、映像が復帰する。


作者    :ふう……危うくネタバレが起こるところだった……。
カイン   :……ヤンの妻の正体に、何かネタバレになるようなことがあるのか?
作者    :そっ――そんなことよりも! そろそろ、語らなくちゃいけないことがあるんじゃないのか?
ラディ   :語らなきゃ……いけないこと?
作者    :そう! とうとう登場した、バロン暗黒騎士団所属者の暗黒騎士にして、
       本来ならば五人目の仲間候補にあるはずだった男!
       最近ライブアライブのソフトを入手し、さらにそれのネタが判る人がいたから
       先行して登場することになった男――FF4脚本担当・時田貴司をして「時田版FF4」と言わせた
       ライブアライブ中世編の主人公・もう一人のセシルとも言うべきその人こそ――
オルステッド:お前の領域を侵す――デストレイル。
ぎゅばぁっ!!
ラディ   :うわ……作者、見事に消滅してる……。
オルステッド:……私の登場があまりに遅かったからな……当然の報いだ。
エルナ   :これが、私が本来レギュラー昇格が無ければ仲間になっていた……。
カイン   :『領域侵す剣・デストレイル』を使う男――『魔王』オルステッドだ。
オルステッド:………………。
ミレイユ  :えっと、設定によると……きちんとパラメータの設定もあるみたいね♪
       レベル92、HP8757、力89、素早さ99、体力が99、知性が27、精神が67ね♪
クレセント :……見事なまでにカインに引けをとらぬ戦闘能力だな……。
カイン   :だからこそ……決着をつけておきたかったんだが……。
オルステッド:作者のせいでうやむやにされてしまった……この代償は覚悟してもらうとしよう。
ラディ   :すでに消えてるんですけど……あ、そうそう、オルステッドさんの『暗黒』は『デストレイル』。
       オルステッドさんが作り出した『黒』が、相手を呑みこんでその部分を『消滅』させる剣です。
オルステッド:私の領域が、相手の領域を侵し……喰らい尽くす。……それが私の『暗黒』デストレイルだ。
ミレイユ  :作者、この自分で考えた台詞回しを気に入ってるみたいよ♪
オルステッド:そうか……なら味わうといい。お前の領域――侵させてもらう。……デストレイル。
ぎゅばぁっ!!
エルナ   :再生している最中の作者に追撃……あれならもう閑話休題中に再生は不可能ね……。
オルステッド:……それと、私の原典のゲームをプレイして、私をすでに知っている一部の人間に伝えておく。
       私の『暗黒』はデストレイルのみだ。残りの技……V・シャインやソード・ビュー、
       ミラー・ドライブやジャンプショットは全て、独学で編み出した純粋な剣技に過ぎん。
ラディ   :それでも、十分すぎるくらい強いんですけど……。あ、そうそう。
       オルステッドさんにはもう一つ、直接的な『暗黒』じゃないですけど……特殊な力があるんですよね?
オルステッド:……私は手にしたもの、その全てに暗黒剣の力を付与することが出来る。
       傭兵の仕事をしていると、武器の携帯が出来ないときもある……そういうときには役に立つ。
       実際……木の枝一本でも、それなりに力を付与すれば十分に武器足りえるからな。
カイン   :お前の剣が聖剣にも拘らず……暗黒剣の力を持っているのはそのせいか?
オルステッド:……ああ。私はパラディンじゃないからな……この『ブライオン』の、聖剣としての力は引き出せない。
       ただ、普通の剣としても十分に切れ味がいい……それに、この剣は……特別なんでな。
ラディ   :特別……?
オルステッド:………………。
ミレイユ  :……ここで、ライブアライブをプレイしたことがある人間はニヤリと出来るのよね♪
エルナ   :具体的には……一人かしら?
クレセント :それは……作者だけ、ということか?
カイン   :痛いな、それは……にしても、そろそろ時間じゃないのか?
ラディ   :そうですね。……じゃ、そろそろ次の話の予告を、と……。
ミレイユ  :ファブールにまだ当分、いるんでしょ?
クレセント :うむ。……次のミシディアまでの船はしばらくは出ないそうだからな。
ミレイユ  :なら、久々にう〜んと羽を伸ばしたいわね……♪
エルナ   :姉さんと同意見なのは少し癪だけど……私も異存ないわ。
カイン   :……俺も二年ぶりの地上だ。久々に、酒場で呑みたい酒もある……。
ミレイユ  :あら、じゃあ私と飲み比べするかしら?
カイン   :ほう……俺がバロン出身ということを知っての台詞か?
ミレイユ  :もっちろん♪ も〜ラディ相手じゃ、すぐに酔いつぶれちゃって……ねえ?
カイン   :……ちょっと、待て。……ラディを『酔い潰した』のか?
       俺やセシルに告いで、バロンでも有数の飲み手であるこいつを……?
ラディ   :……ミレイユとは呑まない方がいいですよ……彼女の飲みっぷりは尋常じゃないです。
カイン   :フッ……面白い! ラディを潰したか。……まさかバロンの人間以外でそんなことをするとはな……。
ミレイユ  :じゃ、この収録が終わったら早速――
カイン   :いいだろう。……この俺を脅かす呑み相手か……久々に、全力で相手をさせてもらう!
エルナ   :……バロンの人間って、みんなこうなのかしら?
オルステッド:らしいな……私はあくまでバロン出身ではないから、そちらのほうは普通だが……。
ラディ   :というか、本当に何でミレイユがこんなに酒に強いのか教えてください、誰か。
クレセント :……と、いうことだ。収集はつかなくなったが……どうやら次回の五話は日常を描くようだな。
       普段は見れない、私達の戦い以外の場面……楽しみにして、次回を待つといい。