閑話休題 〜その四〜







ラディ  :……あっ!? もう閑話休題に入ったのか!?
クレセント:そういえば……どうやら、そのようだな。
作者   :長すぎて……どこまで本編なのか判らなかったからな……。
ミレイユ :はいはい♪ まあそういう内輪話はあとあと♪ 閑話休題、始めるわよ☆
クレセント:前回の話を振り返る形だが……。ミレイユの正体がはっきりと明文化されたな。
ラディ  :まさかギルバートさんの妹さんとはなあ……。
ミレイユ :そそ♪ ……腹違いって言っても、別に妾とかの子供じゃないわよ? 
      第二王妃から生まれた、やましいところの一つも無い継承権所有者なんだから♪
ラディ  :……? でも、王位継承権……第二って? 第一は誰なんだ?
クレセント:ギルバートが即位する前まではギルバートが第一王位継承権の所有者だったのだろうが……。
      現在はすでに即位しているしな。
ミレイユ :ああ、今の第一王位継承権の持ち主は、異母兄さんの奥さんのユナさんよ♪
ラディ  :あの……トロイアの八神官だったって人か?
ミレイユ :そそそ。……ホントなら、第一王位継承権は二人の子供が引き継ぐんだけど……まだ三歳だし。
      だから王に万が一のことがあった時は、その子供の補佐って形でユナさんが女王になるの。
ラディ  :なるほど……。
ミレイユ :もちろん、ユナさんを補佐する形で私も手伝うわよ? 
なんてったって、私は国王の妹。五年前には私は『王女様』だったんだから。
ラディ  :ええええええええええっ!?
ミレイユ :そんなに驚かないの! ……いまでこそこういうオープンな性格になった私だけど、
      五年前まではそれはそれはおしとやかを形にしたような、温室育ちのお姫様♪ だったんだから――

がん。

ミレイユ :…………えっと……どこから怒ればいいのかわからないけど……とりあえずエルナ、何?
エルナ  :姉さんが有り得ない過去を捏造しようとしていたから、妹として止めたんだけど……何か?
ミレイユ :何か? じゃないわよ!? いきなり登場して人の頭を鎌の柄で殴りつけた挙句、
      一体どこの誰が有り得ない過去の捏造なんか――
エルナ  :姉さんは昔っからこういう性格だったじゃない。……温室育ちだったなら、どれだけ私が楽だったか……。
      昔から月の出る晩になると街に繰り出しては片っ端からあらゆるお酒を呑んで回って――
ミレイユ :そ、そっちこそ捏造してるじゃない! 私はそんな、妖怪みたいな情けない真似は――
エルナ  :――過去十年における、ダムシアン国内の酒の消費量の資料……ここにあるんだけど?
ミレイユ :すみませんでしたごめんなさい。……だから、それだけは見せないで〜……。
エルナ  :まったく……何で本編以外でも、こうやって姉さんのお守りをしなきゃいけないのかしら。
      折角この前登場したのが最後だって聞いていたのに……はぁ。
クレセント:しかし……本当なのか? 仲間に加わることが決定、というのは。
エルナ  :ええ、そうらしいわね……。19話を書いた時点では、本当に単発ゲストで使うだけの予定だったらしいけど――
ミレイユ :いつも私達のイラストを執筆してくれてる稀志乃さんに、こんなの描かれちゃ……
      やっぱりダムシアン生まれとしては、やらざるを得ないわよねぇ?
ミレイユ :ちなみにBGMは、ロマサガ3の四魔貴族戦あたりをチョイスして見てみるといいかも♪
ラディ  :うーわー……。
クレセント:……確かに、関西人の気質を持つ作者なら、これを見て動かないはずもない。
エルナ  :そういうこと。……この作者は本当、思いつきでころっころと展開を変えるから、
      作中人物としては本当、困ったもの以外の何者でもないわね……。
ミレイユ :……でも、その割にはけっこううれしそうに見えるけど♪
エルナ  :ふふ……さあね。
ラディ  :オレとかだと、こういうネタに走ったイラストは無理だしな……。
クレセント:うむ。おおむね主人公というのはそういうものだ。
エルナ  :――さて、と。じゃ、そろそろ本題に移るわよ。
ミレイユ :エルナせんせー! この閑話休題に、本題もなにもあったもんじゃないと思いまーす♪
エルナ  :一応台本は手渡されてるでしょ。……殆ど何も書いてないけど。
      第一誰かが率先して進めなくちゃ、放っておいたらずっと姉さんならだらだらと進みそうだし。
ラディ  :た、確かに……。
クレセント:ならば……仕切りなおしとして、とりあえず今回の話を振り返るということか?
エルナ  :そういうことね。
ミレイユ :う〜ん……今回のあの話の見所は、やっぱりエルナのえぐれ胸の度合い――

ざっしゅううううっ!!

エルナ  :――今回の見所は、やはり私と姉さんの戦闘の場面かしら?
ミレイユ :せ、せんせぇ……暴力、はんた〜いぃぃ……。
ラディ  :す、すごい……ミレイユをああも一蹴するなんて。
クレセント:うむ。
エルナ  :まあ、これでも18年お守りしてるわけだし……いい加減、姉さんの扱い方も慣れてくるわよ。
ミレイユ :くっ……なによ……昔は夜中にトイレに行くのも怖くて、いっつも私を半泣きで起こしに――

ざっくざくざしゅっ!!

ラディ  :……ミレイユも、懲りないなぁ……。
クレセント:……うむ。
エルナ  :……けど、実際問題として……今回の話、シリアスにしたいのかギャグに終わらせたいのか判らないわね。
ラディ  :前半と後半で、明らかにテンションが違うからなー……。
クレセント:やはり一度、二話に分断して掲載すべきだったと思うが。
ミレイユ :そんなこと言ったら、今回の五話分ってそのまま全部十話に編纂しなおせちゃうわよ?
エルナ  :明らかにペース配分のミスね。
ラディ  :なんでもここ最近、異様に小説を書くのが楽しくて楽しくて暴走しちゃったって聞いたけど……。
クレセント:……本来ならば五話で分割すべき話を、当初の予定の十話分の密度で再編集しなおしたそうだ。
      これだけ皆さんに見てもらっているのならば、そんな圧縮してしまった話では勿体無いと。
エルナ  :その基本精神は間違っているとはいいがたいけど……明らかに一話分としては異常ね。
ラディ  :そもそもあの戦闘シーン自体、今回の話に必要が無かった気が……(汗)。
クレセント:……いい加減、戦闘の無い話も掲載してもらいたいものだな。
作者   :まったくだ。本当、困った奴もいるものだな?
ミレイユ :エルナ、このボケに対して……どれだけの点数、つけようかしら?
エルナ  :2点。
ミレイユ :じゃ、罰ゲームは当然よね?
エルナ  :当然ね。

ざしゅざしゅざしゅっ!!(鎌)ずばばばっばばっ!!(糸)

ラディ  :今回、斬撃音が多いなー……。
クレセント:すでに部屋が紅い。
ミレイユ :あ、そうそう♪ ……詳細なパラメータは仲間になった後で決定するとして……。
      エルナの持っている戦闘のアビリティって結局、何なのかしら?
エルナ  :勿論『ブレンド』よ。……まあ、FF5の調合にも似ているアビリティね。
      今回は攻撃だけだったけど、回復も治療も……魔法でできることは、大概可能ね。
クレセント:あの薬品は……やはり自分で考え付いたのか?
エルナ  :当然。……私の知能にかかれば、これくらいのことは朝飯前かしら?
ミレイユ :というか、ただ単にエルナの場合は魔法が使えないだけ――

ぞむっ!!

クレセント:……本当に、使えんのか?
エルナ  :……し、仕方ないでしょ。後天的に習得できるようなものならともかく……
      先天的な素質なんて、当人がいくら努力したってどうにもならないことなんだから。
ミレイユ :そうよね……胸とかも。
エルナ  :うぐ……!!
ミレイユ :まだブラもつけられないんでしょ? その大きさじゃ。
エルナ  :つ、つつ、つけてるわよそれくらいはっ!
ミレイユ :でも、カップもなければアンダーもゴムだったりするんじゃないの?
エルナ  :ぐぐぐっ……い、いつか見返してやるわ……。私の知能に、出来ないことは無いんだから……!!
クレセント:……というより、外見年齢が十代前半なのだから……至極当たり前なのではないだろうか。
ラディ  ;逆にこの状態であるほうが不自然だと思う。
エルナ  :そ……そうよ。私は見た目がこれなんだから、むしろバランス的に相応なのであって、決して――
ミレイユ :でも実年齢は私より三つ年下なだけだし。ラディとは一歳しか変わらないし♪
エルナ  :ぐっ……い、今の世相を知らないの? 全世界的に『妹ブーム』だとか『小さな女の子ブーム』……。
      世界はハイパワー&コンパクトを求めてるのよ!? 残念ね、姉さんもなれるものならなって――
ミレイユ :じゃあエルナ、この大きさになれるもんならなってみなさいってのよっ!!

――ぐさぁっ!!

ラディ  :……今の音は?
クレセント:エルナの心にエクスカリバーが突き立った音のようだ。
ミレイユ :AAって……寄せても上げても、変わらないのよね。……世界って、無情だわ
エルナ  :む……胸が……胸がなんだって言うのよぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉっ!!
ラディ  :うわわっ!? エ、エルナが壊れた!?
クレセント:やめろ! こんな狭い箇所でそれだけのブレンドを行なえば――



ゼルビノ :………………。
アルベルト:もう始まっているぞ、ゼル。
ゼルビノ :何!? く……ほ、本日はお日柄もよく、ええと――
アルベルト:挨拶はいい。……それよりも率直に用件を。ほら、カンペだ。
ゼルビノ :む……いつもいつも、世話ばかりかけてすまん。……では、気を取り直して……。
      現在、閑話休題を収録している部屋が謎の超爆発により消滅したそうだ。
      そのために、その修復までの暇を我々が拝借することとなった。短い間だが、よろしく。
アルベルト:その間を使って、オレ達も自分達に関係のある謎を一つだけ解いていこうと思う。
      今回の話の中でオレ達は城の警備兵として登場した。だが……その一つ前では門番だった。
ゼルビノ :まあ、大体の察しはついていると思うが……兵役にはシフトがある。
      今日の場合は、門番ではなく城内警備を任されていたということだ。……警備、しきれなかったが……。
アルベルト:泣くなゼル。……オレも、視界が潤んで何も見えん……。



ラディ  :さささ、気を取り直して続き、行ってみよう!
作者   :気を取り直して……いいのか……?
クレセント:ここが本編だったなら即死だったな。
ラディ  :……だからだよ。前の話題を引きずっていけば、いつ爆発が起こるかわからん……。
ミレイユ :えー? もう前の話題、振っちゃダメなの?
ラディ  :いやダメだと思うぞそれは。
ミレイユ :興冷めねー……。
ラディ  :興の冷める冷めないで、姉妹の因縁の死闘に巻き込まれるオレ達のことも考えてくれっ!!
ミレイユ :因縁の死闘って……今日は大分、機嫌のいいほうよね?
エルナ  :そうね。こんなの、まだじゃれあい程度のものだし。
ラディ  :……じゃれあいで、これなのか……!?
クレセント:げに恐ろしきは、女という名の獣なり……か。言い得て妙とはこのことだな。
作者   :とにかく……だ。ラディ、自分で言ったからには、何かとっておきの秘策があるんだろうな?
ラディ  :ああ! ――これだ!!

ぱーっ・ぱぱーっ・ぱぱぱぱぱー・ぱっ♪ ぱっ♪

ミレイユ :……ド○えもん?
エルナ  :違うわ、キテ○ツ大百科ね。テレビ大阪で朝に再放送しているらしいから。
ラディ  :関心どころが違う……。とにかくっ! 見て欲しいのはこれだっ!
クレセント:これは……空箱だな。中に入っているのは……紙のくじか……?
ラディ  :ああ。この箱の中に入っているクジには、それぞれにちょっとした作品中の疑問が入ってる。
      それをみんなで順々に引いていって、一問一答でスピード回答だ!
ミレイユ :だい〜ぶ地味ね〜……。
ラディ  :地味とか言うなっ! これでも一生懸命考えたんだっ!!
クレセント:……部屋の修理中に、皆に疑問を聞きまわっていたのはこのためか……。
エルナ  :まあ……いいんじゃないかしら、これはこれで。……確かに地味だけど。
ラディ  :いいよ、もう……それじゃ、いくぞっ! まずはオレから……ていっ!
      『ラディの短剣の名前を教えて欲しい』……?
ミレイユ :あ、それ私もずっと気になってたのよねー♪
作者   :オレもオレも。何せ考えてなかったし。
ラディ  :作中人物に聞くか、そういうことは……? そう聞かれてもなあ……第一これ、市販されてないし。
      えっと……ドワーフの投具技術と、エブラーナの刀剣技術をそれぞれ分析して完成した、
      バロン最新モデルの短剣だから……ええっと――
ミレイユ :時間がかかりそうだから、飛ばして次にいきましょ♪ はいクレセント。
クレセント:うむ。……何々? 『クレセントとウッドロウは同一人物ですか(爆)』か……ふむ。
      前々から疑問だったのだが、この(爆)とは、一体どのように感情をあらわせばよいのだろうか?
ミレイユ :いや、だからそういう疑問じゃないでしょ?
クレセント:ふむ、そういえばそうだな。……違う。以上だ。
ミレイユ :じ……地味〜に終わったわねぇ……じゃ、今度は私ね♪ ……ていっ! ……え〜と、何々?
      『ミレイユの呑んでいるお酒の代金は、きちんと払ってますか?』……当然じゃない♪
ラディ  :払ってないのか?
ミレイユ :払ってるわよっ! きちんとお酒に見合った代金をきっちり払ってるのよ? 私は。
エルナ  :正確には『私』じゃなくて、国の財政資金からだけど。
ミレイユ :うぐ……。
エルナ  :おかげで陛下がどれほど頭を抱えて財政を切り崩して切り盛りしてるか……。
ミレイユ :で、でも私は、いくらなんでもみんなの税金で呑んでるわけじゃないわよ?
エルナ  :……それで呑んでたらとっくに殺してるわ。……さて、次は私ね。
      『エルナの声のイメージ声優さんは?』……そうね、言ってなかったかしら。
ミレイユ :だれだれ? やっぱり、林原めぐ――

ざっげしゅっ!!

エルナ  :……そこまでして、私とあのキャラを結び付けたいの? 姉さんは。
ミレイユ :……そこまで……突っ込みで私を殺したいの、あんたは……。
ラディ  :え、えっと……エ、エルナ? で、結局……誰なんだ?
エルナ  :『かない みか』さんだそうよ。
クレセント:かない みかというと……あまりこういう役柄を演じたことがあるようには思えんが。
作者   :まあそこは、あの人の演技力の巧みさを信じて……ということで。
ミレイユ :というか……私の『こおろぎ さとみ』さんとの掛け合いを見たいからじゃないのかしら?
作者   :そ、そんなことは……少しだけ。
エルナ  :そう……あるのね?
作者   :さあ次の話題さあ次の質問はおおっとおオレだあっ何々?
ミレイユ :強引に話題をずらしたわね。
作者   :ええっとっ!! 何々っ!! 『結局作者は、お姉さんキャラとロリキャラのどちらが好きか』?
      そうだなあ……どっちも捨てがたいしなぁ……やっぱり据え膳くわぬは男の恥、だろ?
      もし両方から迫られたらどっちも……というか、迫られなくてもどっちもだな! ははははは――ハッ!?
最恐姉妹 :……最っ低ッ!!

ぞむぞむざしゅっ!! ざかかかっ!! ざしゅっざしゅげしっ!

クレセント:……というところで、今回の閑話休題は以上だ。
ラディ  :ははは、は……本当に今回はためになる話が無かった。